【Tokyo EHON座】プロ×アマチュア/多世代共創 プロジェクト始動・座員募集~オリジナルミュージカル創作を通じて、コミュニティを創生、当て書きで多様性あふれる舞台上演を目指す~

■概要

「Tokyo EHON座」(所在地:東京都杉並区、代表:時枝正俊、副代表:鳴坂仁志)は、東宝や劇団四季で舞台製作や出演実績のあるプロのスタッフ陣と、経験不問・多世代のアマチュアが協働して、オリジナルミュージカルの創作・上演を目指すプロジェクトです。2022年6月15日まで、参加者(座員、小学生以上〜年齢上限なし)を広く募集します。子どもから大人まで楽しめる「絵本の世界観」をテーマとしたクオリティの高い作品を目指します。

■発足の経緯

「Tokyo EHON座」は、東京都杉並区を拠点とした地域劇団として、2022年5月に発足しました。
発足の中心となったのは、副代表・鳴坂氏を中心としたアマチュアの有志(IT企業勤務女性、主婦等)です。「年齢やプロ・アマなどの垣根を取り払い、誰もが主体性を持って参加できる舞台をつくりたい」という思いを胸に、東宝や劇団四季の舞台で実績のあるプロの演出家・俳優らとの関係を育み、劇団的な枠組みを立ち上げるに至りました。「絵本の世界観をテーマにした、子どもから大人まで楽しめるオリジナルミュージカルの上演」という一つの目標に向かい、サードプレイス的な多世代コミュニティを創生し、最終的にクオリティの高い舞台の上演を目指します。

副代表-鳴坂 仁志
東北大学卒業後、日本HP、日本マイクロソフトなどのIT業界の主要な企業の役員を歴任。2010年以降六本木男声合唱団、杉並区民オペラなどで、国内外の合唱、オペラ等の音楽活動を経験。また、杉並区ミュージカル・プールに在籍し、ミュージカルの舞台に立つ。最近は三遊亭圓窓師匠のもと落語も千早亭逢手井で活動中。

代表-時枝 正俊
福岡県出身。日本大学芸術学部演劇学科卒業後、東宝演劇部所属。演出部として、『レ・ミゼラブル』『メリー・ポピンズ』等、東宝製作の数々の公演に携わる。その一方で、伊東弘美コンサートのひとり歌芝居『まどをあける。』の作・演出、『ブロードウェイミュージカルライブ2nd』の構成・演出、琉球放送ラジオドラマ『絶対、泣かない』の作・演出等も手掛ける。演出助手としては、『屋根の上のヴァイオリン弾き』(21年)『レ・ミゼラブル』(21年)に参加。また昨年は、杉並区ミュージカル・プール第4回公演『チクタク村のマドレーヌ』の作・演出をつとめた。

■皆さんとつくる「ものがたり」

当団体の最大の特徴は、「当て書き」のオリジナルミュージカルをつくること。絵本の世界観をテーマにしていますが、既存の絵本を原作にするのではありません。集まった座員の皆さんの顔ぶれをみてから、それぞれの特性を最大限に活かせるよう、脚本家(時枝正俊)が「ものがたり」を生み出し、作曲家(大部胡知)が「おと」でそれを描きます。まず人があって、作品がある。一点ものの作品をつくり、上演することで、そこに参加することの意義や価値を感じていただく。これが、「Tokyo EHON座」の独自性です。

また、参加する「子ども」や「大人」たち、活動場所となる「地域」にとって、以下の相乗効果が期待できる取組みと考えています。

◎子どもにとって

・プロのつくり手と共に舞台を上演すること自体が、一般的な習い事では経験できない貴重な体験や学びの場となる。

・作品上演という1つの目標に対し、多世代で取り組むことによって、コミュニケーション能力が育まれ、多様な社会への理解が深まる。

・将来、ミュージカル俳優や舞台芸術を目指す若者たちの夢を描く場となり得る。

◎大人にとって

・「一度舞台に立ってみたかった」という夢をかなえられる、あるいは、新たな挑戦ができる。

・仕事とは異なる分野で、作品上演という1つの目標に向かうことが「アンラーン(学び直し)」や「新たな学び」につながる。

・サードプレイス的な多世代コミュニティを持つことで、日常のクオリティが上がる。

◎地域にとって

・低価格で観られる質の高いミュージカルを提供することで、観劇初心者あるいは幼児から高齢者までが生の舞台に触れる機会を増やす。

・地域に根差した劇場で質の高い舞台芸術を提供することで、施設に集まる人々の拡大や交流を図る。

・公演を通じて、地域資源を知り、地元の文化への理解を深める住民を増やす。

当団体の事務局等の運営は、プロボノ(※)を活用しています。

当団体の第1回公演は杉並区の劇場にて、2023年3月に予定しています。

つきましては、出演者を募集します。応募の締め切りは2022年6月15日までです。2022年8月31日まで延期しました。

(※)「プロボノ」とは、社会的・公共的な目的のために、自らの職業を通じて培ったスキルや知識を提供するボランティア活動全般をさします

■「Tokyo EHON座」ロゴ

■「Tokyo EHON座」ロゴコンセプト

■本件に関するお問合せ

担当者名:栗田 由希子(事務局・広報)

メールアドレス:press@ehonza.com

ホームページ:https://ehonza.com/