「難しさ」の先にある「喜び」と「楽しさ」-1/26(日)稽古ハイライト

1/26(日)の稽古レポートです。
稽古は、前半がダンス、後半が歌唱のワークショップという二部構成で進行しました。

まず、前半のダンスワークショップでは、先週から取り組んでいる座員全員で作り上げる振り付けのブラッシュアップでした。
全員で踊る楽しさを味わいながらも、フォーメーションの位置取り、手足の角度や高さ、タイミングの揃え方など、座員のみなさんは、細部に至るまでの課題に取り組んでいました。

「手首は立てる?それとも伸ばす?」「ジャンプのタイミングはこれで合ってる?」
そんな細かなポイントにも意識を向けながら、体も頭も、そして気持ちもフル回転!

たった数十秒間の振り付けの中に、これほど多くの要素が詰め込まれていることに驚かされつつ、
一つひとつの動きを確認しながら向き合う座員のみなさんの姿は、真剣そのもの!

その努力がすべて噛み合った瞬間、達成感がどれほど大きいかが伝わってきます。
「みんなで踊る難しさ」と、それを乗り越えた先にある「喜び」を共有し合える、貴重な時間だったのだろうと感じました。

後半の歌唱ワークショップでは、講師から課題曲の背景や構造について詳しい解説をいただきました。
この曲がどのようなシーンで歌われ、どんな感情を持つキャラクターが歌っているのか――改めて曲の奥深さに触れる時間でした。

特に、日本語訳詞で歌う際の語尾の扱いにはみんなで苦戦!英語の歌詞を日本語に置き換えると、どうしてもフレーズの最後が微妙に変化します。
これをどう処理するかで歌の印象が大きく変わるという、まさに「取扱注意」な部分です。
歌詞の中で特に大切な言葉をどう伝えるか、その感情をどう表現するか――自分なりの解釈を重ねつつ、気持ちよく歌える道を模索していますが、その道はなかなか険しい!

総じて、ダンスも歌も、「楽しさ」の裏側にはたくさんの「難しさ」と「厳しさ」が隠れていて、それでも、その難しさを一つひとつ乗り越えたときに得られる達成感や、それを仲間と共有する喜びが、これからの稽古で原動力になっていくんだなぁと実感するひと時でした。

次回の稽古レポートもどうぞお楽しみに!引き続き、私たちTokyo EHON座を応援よろしくお願いいたします✨
(文・編集/Tokyo EHON座 事務局、写真/事務局・時枝 千晶 @chiakihlc)

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