ダンスと芝居、心と体を動かす一日!-2/9(日)稽古ハイライト
2/9(日) 稽古レポートです。
今回は、前半がダンス、後半が芝居のワークショップという二部構成で行われました。
前半のダンスワークショップでは、小道具を使ったダンスに挑戦!
ハットとジャケットを着用し、それぞれが持参した衣装とともに、クールな振り付けを完成させることを目標に取り組みました。
事前に課題が出されていたため、座員のみなさんはイメージを膨らませながら、自分なりのスタイルで臨みました。衣装を身に着けるだけで気分もアップ! 乗った者勝ちの勢いで、思い切り踊りました。
振り付けの完成度はさておき、回を重ねるごとに振り覚えが速くなっているように感じます。気のせいでしょうか? いや、きっと積み重ねの成果ですね。継続は力なり! これからも「ダンス脳」と「ダンス筋力」を鍛えていきますよ!


後半の芝居ワークショップでは、詩の朗読を通じて、台本を読むための基礎を学びました。
詩の朗読といっても、ただ上手に読むことや、スピードや声色を変えるテクニックを学ぶのではありません。言葉の奥にあるものをどれだけ考えられるか、そこに焦点を当てたワークでした。
・その言葉にどんな背景があるのか?
・自分の過去の経験や感情とどうつながるのか?
・そのときに感じた気持ちを、素直に言葉に乗せるとは?


参加した座員の方からは、こんな感想も。
“「伝えたいことはなんとなくわかる…でも、実際にやってみるとじれったい。
でも、言葉ひとつを丁寧に紡ぐ作業を通じて、自分自身の心と向き合い、浄化されていくような感覚もありました」”
簡単には身につかない、だからこそ奥深く、探究しがいのある芝居の世界。
座員のみなさんが、それぞれじっくり向き合いながら、一歩ずつ進んでいけるといいなと思います。
(文・編集・写真/Tokyo EHON座 事務局)