Tokyo EHON座-座員レポート(福田 友香さん)-vol.21
座員レポートvol.20のゆうこさんからバトンを受け取りました、福田 友香です!
今回の第3回公演では、ゆうこさんとダブルキャストというご縁もあり、同じ役をそれぞれの視点で演じながら、少しずつ、いただいた役を1人の人として理解していくのが、悩みどころでもあり、楽しくもあります。同じセリフでも、それぞれ違う表現になることも面白く、刺激をもらえる日々がありがたいです。
私は2期からの参加です。「来世では絶対ミュージカルをやりたい!」と思っていたのですが、昨年の第2回(第2期)EHON座公演で、なんと“今世”のうちにその夢を叶えることができました!そして今回もまた参加させていただけることになり、まだ夢の途中にいます。
大人になっても、新たな仲間と出会い、刺激やつながりを感じながら、「悔しい!」と思う瞬間も含めて、もっともっと頑張りたいと思えるものに関われている――そんな自分を、本当に幸せ者だなぁと思っています。

さて、7/20(日)の稽古レポートです!
ついに、第3回公演のM1(冒頭ステージ)の振付が始まりました!
歌いながら身体を動かすのは、まさに体が喜んでいるような感覚で、すっごく楽しいです♪
Wキャストの別チームを見ていると、物語の世界がどんどん可視化されていって、それもまた面白くてワクワクが止まりません!
もちろん、歌いながらのステージングなので、歌稽古の際にご指導いただいた歌唱のポイントも意識しながら動いているのですが……これがなかなか難しくて(笑)。がんばり続けます!!
稽古の最後には、代表の時枝さんからこんなお話がありました。
「言葉で説明するのではなく、歌とダンスで物語の世界観を伝えたい。だからこそ、それぞれの動きややっていることをもっと明確に、はっきりと表現してほしい。もっともっとエネルギーが必要!」
「音楽」と「身体の表現」が融合して、観ている方それぞれの背景や経験と重なり合い、心に残る部分もみんな違う、言葉以上に多くのことが伝わることもある――ダンスの大好きなところのひとつです。
もちろん、自分自身も踊っているとワクワクします。その喜びも大切にしながら、お客さまが「おぉっ」「えっ♪」「わぁ!(笑顔)」と目を輝かせてくれるようなミュージカルを目指して、これからも精進します!どうぞお楽しみに!!

(文/福田 友香、編集/Tokyo EHON座事務局、写真/時枝 千晶 @chiakihlc)