完成した2幕の読み合わせに挑む!-9/7(日)稽古ハイライト
こんにちは!Tokyo EHON座・事務局です。
9月に入り、少しずつ秋の気配が感じられるようになってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
9/7(日)は、完成した 2幕の読み合わせの様子を、事務局兼出演者の野﨑尚美さんがお届けします。
ウォーミングアップからスイッチオン
「これから違う人になるんだから、スイッチを切り替えましょう!」
講師の声に導かれ、ストレッチに加えてその場駆け足。驚くほど即効性があり、全身に血が巡って頭も身体も一気にスッキリ! 今後は自分のウォーミングアップにも取り入れていきたいと感じました。
読み合わせのスタート
準備が整ったところで、いよいよ作品後半の2幕の読み合わせ。
舞台上の相手役の存在をしっかり意識しながら、観客に声が届くように大きく声を響かせることを大切にしました。
シーンごとの解説と発見
チームを変えての2回目の読み合わせでは、シーンごとに止めながら講師から台詞の背景や理由の説明を受けました。
さらに、台詞だけでは埋まらない「時間の経過」が歌唱によって表現されていることにも気付かされます。
「前半のこの台詞があるから、後半のこの部分が生きてくる」――作品全体の構成を理解すると、表現への工夫や想像が自然と膨らんでいくのを感じました。
演出家や講師と話し合いながら、一人の人物を立ち上げていく作業は本当に尊い時間です。
個人的な課題
今回、私自身の役のセリフで大きな壁となったのは、早口の長台詞が!!
ここに緩急をつけ、最後にはしっかり発散させることが課題です。
悩みながらも楽しみながら、研究できる余地はまだまだたくさんあると感じました。
――結局のところ、やはり練習あるのみ!
稽古を重ねるごとに、2幕の人物たちがどんどん息づいていくのを実感しました。本番に向けて、さらに深めていきたいと思います!

(文・編集/Tokyo EHON座事務局、レポート協力/野﨑 尚美、写真/Ritzu)