Tokyo EHON座-座員レポート(りさこさん)-vol.4
Tokyo EHON座1期座員のりさこです。
ミュージカルを観ると、「生きてる!!!」と感じるんです。子どもの頃から、サウンド・オブ・ミュージックやオズの魔法使い、ブルース・ブラザーズを何度も何度も観ては、歌って踊っていました。
ミュージカルは観るだけで大満足!だったのですが、EHON座に出会い、絵本の世界をミュージカルにというコンセプト、そして演出家の時枝さんの思い、あたたかさに惹かれて、座員になりました。
座員のみなさんは、優しくて、ミュージカルに挑戦する割にみんなちょっとシャイで、でも秘めているエネルギーはいっぱいで、みなさんとのお稽古は毎回とっても充実しています。
それでは、11月19日の稽古レポートです。
今日は、M1(※)ステージングをしました。立ち位置、ダンス、歌、覚えることがいっぱいなのですが、ちびっこ座員たちが頑張っていると、大人座員も元気をもらえます。子どもたちは、何をしてもかわいくてかわいくて…!!一方、大人座員は「いるだけでかわいい」は叶わないので、必死に復習復習です。。作本先生と高田先生が、「カウントの頭を大切に。きちんと止めてから次の振りへ。」とアドバイスをしてくださいました。今は覚えた通りに動くだけで精一杯ですが、振りの中で仲間と顔を合わせたとき、「にこっ!」と笑顔が返ってきたときは、幸せいっぱいになっちゃいます。
(※)M1とはMusic1の略でミュージカルの1曲目のことを指します
私、M1が大好きなんです。どんなナンバーかは、是非本番を楽しみにしていただきたいのですが、M1に出会ってから、ちょっと日常生活に変化が…私はこんな時、嬉しいんだなとか、楽しい、悲しいんだな、と、自分の感情に気づくことが増えました。ちなみに、最近嬉しかったことは、新しいあったかい冬服を着たことです。
演出の時枝さんからは、「もっと感情を出して」とアドバイスをいただきました。誰かに伝えるには、パワーが必要だなと実感しました…嬉しかったことメモを作らないと!
M1ステージングと平行して、倉斗先生の個人レッスンもありました。先生を一人占めできるなんて、贅沢です!
寒くなってきましたが、稽古場はあったかーい雰囲気で頑張っています。(文/りさこ、撮影・編集/事務局)