Tokyo EHON座-座員レポート(中野 詩乃さん)-vol.17

vol.14の箕輪くんvol.16のひかりちゃんと同じく、今期(3期)から参加している中野 詩乃(なかの しの)です。

 子どもの頃から大好きだったNHKの子ども番組に関わりたいと思っていたのですが、就活ではご縁がなく、「じゃあ、出る側になるしかない!」と考えてお芝居を始めました。実はTokyo EHON座に来る前にも、劇団のワークショップに参加したり、声優養成所に通ったりと、あちこちに顔を出していました。そんな中で、Tokyo EHON座は今までで最も「真剣に頑張ってやるぞ!」と思えた場所です。

さて、3月9日(日)の稽古レポートです。
今回は、芝居と歌唱の2本立てワークショップでした。

🔵芝居ワークショップ
前半の芝居ワークショップでは、朗読に挑戦しました。
3〜4人が一組になり、イソップ童話の中から一つのお話を選び、みんなに伝えるという内容です。

朗読といっても、その形式は自由!
物語を読むだけでなく、登場人物になりきったり、擬音語を入れたりと、物語を「奏でる」ように表現する工夫がたくさんありました。

まだまだ声が小さかったり、身体を使い切れていなかったりと、物語で空間を満たすには課題が多いと感じます。でも、これは「もっと自由に表現できる余白がある」ということでもありますよね。これから、その余白を活かして、物語の世界をどんどん広げていきたいです。

🔵歌唱ワークショップ
後半の歌唱ワークショップでは、課題曲として与えられている、有名なミュージカル作品の音取りを進めました。

これまで歌っていた部分は、下の2声の和音にメロディーが乗り、まるでトラップ一家が声を合わせて歌っているような雰囲気でした。でも今回は、各パートのリズムがばらけ、自由に走り出すような展開に。登場人物たちが歌う山や空、風といった情景までが一緒に舞い上がるような、広がりのある音楽が印象的でした。

🔵最後に
ワークショップ期間の今が、できないことを見つけて克服するチャンスだと考えています。
歌・ダンス・お芝居、それぞれに素敵な得意を持った皆さんと一緒に、レベルアップしていきたいです!

(文/中野 詩乃、編集/Tokyo EHON座事務局、写真/時枝 千晶 @chiakihlc)

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